「雨」

激しく打ちつける雨

この身をまかせ
全身にうけてみる

いつからだろうね
風の通り道遮断されて

雨が
太陽が
空気が

この星自在に
れなくなったのは

それでも雨は優しくて

大地を
空気を洗う


荒れ狂う雨

この身をまかせ
ただ感じてみる

「いのち 傷つけたいわけじゃないの」

激しく
強く
優しい

星の流れ
いのちの水


「ありのまま」

何も言わず 手を差し伸べてくれた人がいた

躊躇うことなく
深い海に飛び込んで

暴れるわたしと
共に沈みかけてなお

その手を離さない人がいた

足掻くのをやめたら
浮かべること
教えてくれた

何も言わず ただ傍にいてくれる人がいた

どんな時も
このココロ抱きしめて

怯えるわたしに
拒絶されてなお

そのココロ変えない人がいた

ありのままで良いと
人の温もり
教えてくれた

抱きしめて
夢をみて

生きて
恋をして

ありのまま
ココロ重ねて

泣いて
怒って

笑うこと教えてくれた人がいた

「あなたの道」

努力は大切だけど
どうせがんばるなら
楽しく生きるためにがんばろう

がんばることが辛いだけなら
がんばること やめても良い

疲れたら寝転がって
力を抜いて深呼吸

手ばなしてもほら

あなたの道は
どこにも逃げたりしないから


「あなたのすべて」

傍にいさせて

そのままでいいから

もしいつか

厚い雲に覆われたとしても
深い霧に包まれたとしても

あなたのすべて
受けとめたいよ

傍にいさせて

なにも出来ないけど

もしいつか

悲しみに包まれたとしても
苦しみに呑み込まれたとしても

あなたのすべて
受けとめたいよ

ちっぽけな自分
無力な自分
知っているけど

傍にいさせて

そのままでいいから

あなたのすべて
受けとめたいよ


「暗転」

開幕のベルが鳴り
明かりが落ちる

闇が視界を覆う

ある映画の台詞が蘇る

「演劇は人生、劇場は世界で一番美しい場所」

暗転

永遠にも思える
束の間の漆黒から
光照らす物語がはじまる

その瞬間が
たまらなく好き

「穴」

悲しみを知って喜びを知るように
喜びを知って悲しみを知るように

ぽっかりあいたこの穴も

冬の寒さを知って春の暖かさを知るように
春の暖かさを知って冬の寒さを知るように

生きてこそ
出会ってこそ

絆を知って孤独を知るように
孤独を知って絆を知るように

どちらが欠けても
真には知り得ない

出会いが別れの始まりであるように
別れが出会いの始まりであるように

ぽっかりあいたこの穴も

風の通り道
光の窓口

いつだって
今からはじまる

喪失知ったその時から
はじまる明日もある


「ありがとう」

生まれ生きるこの命

憎んで嫌って
焦がれて泣いて

償うこと言い訳に
生き長らえて

飢えて呪って
乾いて割れて

喜びも悲しみも
感じなくなった

それがなぜだろう

時流れ

ココロ芽吹いた想いは
ありがとう

今はなぜだか
ぜんぶぜんぶ
愛しくて

暖かな泉がココロから
湧き出してくる

君と別れて
あなたと出会って

長い長い年月かけて

きっと
やっと

生まれたこと
受け入れた

生まれたこと受け入れたら
生きること愛しくなった

歪みも
空洞も

ぜんぶぜんぶ

ありがとうの種だった

育てていこう
ありがとうの芽を

いつかみんなに
届けられるように

咲かせよう
ありがとうの花を

「いいわけ」

いい夢みたとか

寝坊したとか

花がキレイだったとか

カラスがうるさいとか

隣の人が笑顔だったとか

遅刻して怒られたとか

道を譲ってもらえたとか

ごはんが美味しかったとか

晴れてるとか

雨が降ってるとか

それくらいがちょうどいい

今日がいい日だと思う
いいわけは

それくらいでちょうどいい

「今」

過去に囚われて
未来に縋ってばかりいたら

一番大切な今が
こぼれ落ちてしまうから

過去を従えて
未来を見据えて

僕は今を生きるんだ

「今/その2」

未来にも過去にも繋がっている
今という時

今を大切に出来たならきっと

過去が活き
未来が生まれる

「嘘」

そうして今日も
君は嘘をつく

真実ひとつ
潜ませて

いたずらっぽい瞳の奥

哀しみひとつ
滲ませて

そうして今日も
君は嘘をつく

「縁」

すべては偶然
すべては必然

出会うも縁なら
別れも縁

ありがとう心に
Bye-bye手をふるよ

「選んだ道」



選べる道がたくさんあった時も
ひとつしかなかった時も

どの道を選んだか
どの道を選ばなかったか

通り過ぎた道
思い悩まなくてもいい

信じていてね

自分の足で
進んだ道

選んだ道は
最高の道

「おかえり」



おかえり

ちいさな画面に文字が踊る

遠く離れていても

辛かったこと
嬉しかったこと
頭にきたこと
1日まるごと包まれたような気がしたよ

おかえり

受話器越しに言葉が唄う

その顔みえなくても

社会の仮面脱いで
わたしはわたしに
かえれたよ

おかえり

だからわたしも届けるの

あなたがあなたに
かえれますようにと
願いをこめて

「おかえり」

あなたに届けるの


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